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乱視が強くても諦めないで!「乱視用多焦点レンズ」という選択肢✨

乱視が強くても諦めないで!「乱視用多焦点レンズ」や「モノビジョン」という選択肢✨

「白内障手術をするなら、遠くも近くも見えるようになる多焦点眼内レンズにしたいな」
そう思って眼科に相談したら、
「あなたは乱視が強いから、多焦点レンズは向いていませんね」
と、言われてしまった…。

そんな経験はありませんか?
長年のコンプレックスだった乱視のせいで、老眼からも解放されるチャンスを諦めなければいけないなんて、とても残念な気持ちになりますよね。

でも、諦めるのはまだ早いかもしれません!
眼内レンズの技術は日々進化しており、かつては難しいとされたケースでも、メガネのいらない生活を目指せる「より高度な選択肢」が登場しています。

今回は、そんな特別なニーズに応えるための、オーダーメイドな白内障手術の世界をご紹介します。

そもそも、なぜ「強い乱視」だと多焦点レンズが難しかったの?

まず「乱視」とは、目の黒目部分(角膜)が、ボールのように完全な球体ではなく、ラグビーボールのように少し歪んだ形になっている状態のことです。
この歪みのせいで、光が正しく一点に集まらず、物が二重に見えたり、ブレて見えたりします。

通常の多焦点眼内レンズは、この「歪み」を矯正する力を持っていません。
そのため、せっかく多焦点レンズを入れても、乱視によるブレが残ってしまい、期待したほどのクリアな視界が得られない可能性があったのです。

💡解決策①:乱視も老眼も同時に治す!「トーリック多焦点眼内レンズ」

そんな乱視の悩みを解決するために開発されたのが、「乱視用多焦点眼内レンズ(トーリック多焦点眼内レンズ)」です。

これは、遠くと近くにピントを合わせる「多焦点」の機能に加えて、角膜の歪みを打ち消す「乱視矯正」の機能も併せ持った、一枚で二役をこなす高機能レンズです。

[乱視用レンズのイラスト(乱視の角度を示す線が入っているイメージ)]

ただし、このレンズはただ目に入れれば良いというものではありません。
あなたの目が持つ乱視の「角度」と「強さ」に合わせて、寸分の狂いもなく、決まった角度でレンズを固定する必要があります。
鍵穴にピッタリと鍵を差し込むような、非常に繊細で正確な技術が求められるため、術前の精密な検査と、執刀医の高い技術力が成功の鍵となります。

これにより、白内障と老眼、そして長年の悩みだった乱視まで、一度の手術でまとめて解決を目指せるのです。

💡解決策②:左右で異なるレンズを組み合わせる!「Mix & Match(ミックス&マッチ)」という選択肢

もう一つの高度な戦略として「Mix & Match(ミックス&マッチ)」という方法があります。
これは、左右の目に異なる種類の眼内レンズ(例:片目に多焦点レンズ、もう片目に異なる設計の多焦点レンズ同士など)を組み合わせて挿入することで、それぞれのレンズの長所を活かし、より幅広い見え方を実現する方法です。

たとえば、

  • 片目:遠くと中間距離が得意な多焦点レンズ
  • もう片目:近くが得意な多焦点レンズ

このように左右で異なるレンズを選ぶことで、「遠くも近くも、そして中間距離も」バランスよくカバーできる可能性が高まります。
また、乱視の程度や生活スタイル、ご希望の見え方に合わせて、最適な組み合わせをオーダーメイドでご提案できるのが大きな魅力です。

Mix & Matchは、従来の単一レンズでは得られなかった自然な見え方や、より快適な裸眼生活を目指したい方におすすめの選択肢です。
「自分に合うレンズが本当にあるのかな?」と不安な方も、ぜひ一度ご相談ください。あなたの目とライフスタイルに合わせた最適な組み合わせを一緒に考えましょう。


レーシックを受けたことがある方もご相談ください

「過去にレーシック手術を受けたことがあるから、多焦点眼内レンズは無理だと言われた…」
そんなご相談を受けることが増えています。

確かに、レーシックを受けた目は角膜の形状が変化しているため、眼内レンズの度数計算が非常に複雑になります。従来の計算式では、正確な度数を割り出すのが難しく、術後に「思ったよりピントが合わない」「メガネが必要になってしまった」といったトラブルが起こるリスクがありました。

しかし、近年はこの分野も大きく進歩しています。
最新の度数計算式(バリオス法やバレット式など)は、レーシック後の角膜特有の変化を考慮できるようになり、さらにOCTや角膜トポグラフィーなどの精密検査機器を駆使することで、より正確なデータ取得が可能となりました。

また、術前に「どの距離を重視したいか」「夜間運転やパソコン作業の頻度」など、生活スタイルやご希望を丁寧に伺い、複数の計算式を組み合わせて最適な度数を導き出す“カスタム設計”も行っています。

その結果、レーシック経験者の方でも、多焦点レンズや乱視用レンズを用いた裸眼生活を実現できるケースが増えてきました。
「自分は特殊だから…」と諦めず、まずは一度ご相談ください。あなたの目の状態を詳細に分析し、最適な治療法をご提案いたします。


「私の目は特殊だから…」と、諦める必要はありません。
大切なのは、あなたの目の状態を正確に把握し、豊富な選択肢の中から最適なものを見つけ出せる、経験豊かなクリニックを選ぶことです。

「自分の目は特殊だから無理かも…」と感じている方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの目の状態やご希望を丁寧に伺い、豊富な経験と最新の技術で、最適な選択肢をご提案いたします。
「本当に自分に合うレンズがあるのかな?」と迷われている方も、まずはお気軽にご相談を。
あなたの“見える”の可能性を、私たちと一緒に広げていきましょう。

戸塚駅前鈴木眼科
戸塚駅前鈴木眼科
私共の特色の一つ、手術当日と翌日、無料送迎による、安全で安心な日帰り白内障手術。 手術内容や注意点を熟知した専属ドライバーが、ご自宅の前まで伺います。