
🔍名探偵ホームズを生んだのは「患者ゼロ」の眼科医だった?〜眼科の「観察力」が生んだ奇跡の物語〜
🔍名探偵ホームズを生んだのは「患者ゼロ」の眼科医だった?〜眼科の「観察力」が生んだ奇跡の物語〜
こんにちは!
皆さんは、ミステリー小説はお好きですか?
世界で最も有名な探偵といえば、やはり『シャーロック・ホームズ』ですよね。
今日は、その作者であるアーサー・コナン・ドイルにまつわる、ちょっと意外な「眼科トリビア」をご紹介します。
待合室はいつもガラガラ…患者ゼロの眼科医院で生まれた名探偵
実はコナン・ドイル、作家になる前は「眼科医」だったことをご存知でしょうか?
彼は1891年、ロンドンのアッパー・ウィンポール街に眼科医院を開業しました。
ところが…悲しいことに、患者さんは全く来なかったそうです。
自伝にも「ドアのベルが鳴ることはなく、待合室はいつも静まり返っていた」といった内容が記されています。
しかし、この「暇な時間」があったからこそ、彼は診察室の机でペンを執り、あの名探偵シャーロック・ホームズの物語を書き進めることができたのです。
もし彼が超人気の眼科医だったら、ホームズは生まれていなかったかもしれませんね(笑)。
「君は見ているが、観察していない」〜眼科のプロが学ぶべき言葉〜
ホームズの名言に、こんな言葉があります。
"You see, but you do not observe."(君は見ているが、観察していない)
これは、ワトソン君に向けて言った言葉ですが、私たち眼科のプロにとっても、ドキッとする言葉です。
ただ「見る」だけでは不十分
視力検査で「C」のマークが見えているか、視力が1.0あるか。
もちろん「見る(See)」ことは検査の基本です。
でも、それだけでは患者さんの本当の悩みは分かりません。
私たちが大切にしているのは、以下のような細かい「観察」です:
- 診察室に入ってくる時の足取りは?
- 問診票を書く時の姿勢は?
- 普段、どんな場面で見えにくそうにしているか?
- どんな時に見えにくいのか?
- 生活で困っていることはないか?
そういった細かい部分までしっかり「観察(Observe)」して初めて、その方に本当に合った眼内レンズや治療法をご提案できるのだと思います。
目の奥にある生活まで見つめる
ただ視力検査で「見えている」だけでなく、患者さんの目の奥にある生活までしっかり「観察」して、最適なレンズをご提案したい。
それが、私たちの想いです。
私たちの「推理」にお任せください✨
幸いなことに(?)、当院はコナン・ドイル先生の医院とは違って、毎日たくさんの患者様に来ていただいており、小説を書く暇はありません(笑)。
その代わり、お一人おひとりの目の状態と生活スタイルをじっくり「観察」し、最適な見え方を「推理」することに全力を注いでいます。
ホームズのような鋭い観察眼で、あなたの目の悩み解決をお手伝いします!
「最近、見え方がおかしいな?」と思ったら、謎を抱え込まずに、ぜひ私たちにご相談くださいね。



