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【鈴木眼科】多焦点眼内レンズで避けられるリスクとは?著書「多焦点眼内レンズ入門」簡単解説⑤

こんにちは。本日もみなさまに役立つ目の情報をお届けして参ります。
どうぞお付き合いください。  

前回の記事では多焦点眼内レンズのメリットについて、メガネやコンタクトレンズの手間や費用の点を解説させていただきました。
前回の記事はこちら
著書「多焦点眼内レンズ入門」簡単解説5回目の今回は、
多焦点眼内レンズ生活で避けることのできるリスクについて解説いたします。 


目次[非表示]

  1. 1.急性緑内障発作の予防
  2. 2.コンタクトレンズによる目の病気の予防
    1. 2.1.角膜上皮障害
    2. 2.2.アカントアメーバ角膜炎
    3. 2.3.眼瞼下垂
    4. 2.4.ドライアイ
  3. 3.著書のご紹介
  4. 4.さいごに

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急性緑内障発作の予防

多焦点眼内レンズ手術はピント調節能力の衰えた水晶体を取り除き、代わりに遠方から近方までよく見える多焦点眼内レンズを入れます。
そのため、水晶体に起きる病気の心配がなくなります。手術後は基本的に生涯白内障にかかることはありません。
単・多焦点かかわらず、術後しばらくすると水晶体嚢が曇ってしまう(後発白内障)場合がありますが、外来時の保険診療、日帰りのレーザーで対処可能です。
その他にも水晶体が主な原因でおこる病気はありますが、特に恐ろしいのが
急性緑内障発作です。
急性緑内障発作は目の球形を維持する眼圧が、目の中の水分である房水のバランスが崩れることによって大きく上昇し、視神経が急激に障害されてしまう症状を指します。
この原因の一つに白内障の進行が挙げられます。水晶体が濁って固くなり、厚みを増して前方にせり出すことによって、房水が外へ抜けるのを妨げ、眼圧があがるきっかけになってしまうのです。発作が起きると強い目の痛みや頭痛、吐き気などが生じます。また、治療が遅れた場合には失明の恐れが高くなります。
このように多焦点眼内レンズは白内障だけでなく、他の様々な目の病気を防ぐ効果もあるのです。

コンタクトレンズによる目の病気の予防

角膜に直接のせて使用するコンタクトレンズはとても身近なものになっており、非常に便利な一方で、一般社団法人日本コンタクトレンズ協会や日本眼科医会ではコンタクトレンズに伴う目の病気やリスクについて注意を促しています。
ここではいくつかの病気についてご紹介いたします。日頃からコンタクトレンズをご使用いただいている方は、気になる症状などございませんか?

角膜上皮障害

長時間の着用や、レンズが汚れているなどの理由で角膜上皮(角膜の外側表層)に傷がついたり、上皮細胞が剥がれたりすることがあります。

アカントアメーバ角膜炎

アカントアメーバ(汚れた水や土の中で生息する微生物)がレンズに付着して目に入ると、角膜上皮に傷があった場合そこから侵入して、感染する可能性が有ります。
発症すると治りにくく、視力障害や失明の恐れがあります。

眼瞼下垂

目を開けているときも瞼がたるんだように下がり、視野が狭まることでものが見えにくくなる状態です。ハードコンタクトレンズを長年つけてきた人がなりやすい症状です。
外見の容姿に影響を与えるだけでなく、目を開こうと力を入れ続けなければならないため、肩こりや頭痛を招きやすいです。

ドライアイ

コンタクトレンズを長時間つけたままにすることによって、レンズ下で本来行われるべき涙液の交換がスムーズにできなくなる状態です。
涙液の交換が十分にできないと酸素、老廃物の入れ替えが行えず、ドライアイを招き悪化してしまう原因になります。
軽くて優しい装用感のソフトコンタクトレンズは、やわらかい材質で角膜に密着するため、これらのドライアイに一層注意が必要です。

著書のご紹介

 タイトル:メガネ・コンタクトレンズはもういらない! 多焦点眼内レンズ入門  
出版社:幻冬舎  
発売日:2021年2月1日  

Amazon
http://amzn.to/3aOw58x
yahooショッピング
http://bit.ly/3cWpJq7
楽天
https://bit.ly/3jF87QX


さいごに

コンタクトレンズは非常に便利ですが、同時に様々なリスクを伴います。
多焦点眼内レンズによって裸眼生活を手に入れることで避けることのできます。
それだけでなく、そこから生涯水晶体による病気を恐れる必要もなくなるのです。
ご興味を持っていただいた方はぜひご相談ください。

治療のご相談・ご予約はこちら

当院ではお電話やWEBで治療相談のご予約を承っております。
ぜひご気軽にご相談ください。

鈴木高佳
鈴木高佳

鈴木眼科グループ院長 兼 主任執刀医。 平成6年日本医科大学卒。日本医科大学第一病院にて麻酔科研修後、横浜市立大学医学部付属病院に所属する。この間、同大学病院、函館の藤岡眼科病院、小田原の佐伯眼科クリニックへの勤務を通して白内障手術はじめ眼科一般の経験を積む。平成14年より東京歯科大学市川総合病院眼科にて角膜疾患の診断・治療に携わり、また同年より東京歯科大学水道橋病院眼科にてLASIKをはじめとする屈折矯正手術と日帰り白内障手術を専門に行う。平成19年国際親善病院眼科部長に就任。網膜硝子体疾患に対し手術および内科的治療(光線力学療法、抗血管内皮増殖抑制因子硝子体注射療法など)を導入し、多数の患者さんの診断と治療を担当。平成22年4月、戸塚駅前鈴木眼科を開院。

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