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【目に関するお役立ち情報!】白内障を促進させてしまう食べ物について

こんにちは!鈴木眼科グループ 院長 兼 主任執刀医の鈴木高佳です。

本日もみなさまに役立つ、目の情報をお届けして参りますので、ぜひ最後までお付き合いください。

さっそくですが、【健康な体づくりの基本は運動と食事の見直しから!】と言いますよね。目も例外ではなく、食生活はとても大切です。今回は白内障を促進させてしまう食べ物や目の病気の原因となる食べ物についてご紹介していきます。


チーズや牛乳などの乳製品

乳製品は、体内に入って分解されると、「ガラクトース」と言われる単糖に変化します。

ある一定量であればガラクトースは体内に吸収されますが、規定値を超えてしまうと、水晶体に蓄積され、白内障の発症を早めてしまうリスクがあります。20代で白内障が発症する場合、この「ガラクトース」が大きく影響しているのではないかと言われています。

私は、子どもの頃から牛乳が大好きなのですが、さすがに医者になってからは、牛乳を一気飲みすることを控えるようになりました。

成人男女ともに、乳製品摂取量の目安は牛乳200ml分で十分なのだそうです。つまりコップ1杯分ですよね。ぜひ、覚えておいていただき、これを基準に摂取量を調整しましょう。


甘いお菓子やジュース

以前、「加齢に伴い、発症しやすい目の病気をご紹介」のコンテンツの中で、糖尿病に付随して発症する目の病気をご紹介しましたが、覚えていらっしゃいますでしょうか。

甘いお菓子やジュースが全てダメという訳ではなく、『糖分の摂りすぎ』が目の病気を発症する原因となります。食べ物の中でも、特に糖分が多く含まれているのが甘いお菓子やジュースなどですよね。これらを食べる前にはぜひ、パッケージの裏面に記載されている成分表示の炭水化物部分に注目してみてください。

糖質=「炭水化物‐食物繊維」なので、炭水化物部分を見れば、お菓子やジュースにどれだけ多く糖質が含まれているか、一目で知ることができます。厚生労働省からは炭水化物の摂取量は250g~330g/1日と推奨されていますでのでその量を上回らないように注意しましょう。


インスタント食品

インスタント食品と聞いて、体に良い、と連想をする人はいませんよね。

ですが手軽で簡単に食べられるため、私もついつい手が伸びてしまいがちです。

インスタント食品には、油や塩分が多く含まれており、これらの成分は人体の酸化を促進させます。

人の体は、もともと弱アルカリ性ですから、一定基準以上に酸化が促進されると、血液がドロドロになったり、血流を悪くさせる原因になります。血流が悪くなると、緑内障や加齢黄斑変性など様々な目の病気を発症させる原因になるだけでなく、体全体に不調をきたします。

医者という立場で言うと、目の病気の予防以前に、インスタント食品を食べない選択肢があるのなら、極力摂取しない方が良いと思っています。とはいっても、「おいしいものは脂肪と糖でできている」というキャッチフレーズを聞いたとき、私も心を打たれました。甘い物を食べることを楽しみに、1日を頑張って乗り切るという人もいらっしゃることでしょう。

食べられないことでストレスが溜まっては意味もありませんから、適量を心がけ、摂取するようにしましょう!

次回は、目に良い食べ物をご紹介します。

鈴木高佳
鈴木高佳

鈴木眼科グループ院長 兼 主任執刀医。 平成6年日本医科大学卒。日本医科大学第一病院にて麻酔科研修後、横浜市立大学医学部付属病院に所属する。この間、同大学病院、函館の藤岡眼科病院、小田原の佐伯眼科クリニックへの勤務を通して白内障手術はじめ眼科一般の経験を積む。平成14年より東京歯科大学市川総合病院眼科にて角膜疾患の診断・治療に携わり、また同年より東京歯科大学水道橋病院眼科にてLASIKをはじめとする屈折矯正手術と日帰り白内障手術を専門に行う。平成19年国際親善病院眼科部長に就任。網膜硝子体疾患に対し手術および内科的治療(光線力学療法、抗血管内皮増殖抑制因子硝子体注射療法など)を導入し、多数の患者さんの診断と治療を担当。平成22年4月、戸塚駅前鈴木眼科を開院。