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Q.「近視や乱視でも、老眼にならないと多焦点眼内レンズ手術を受けられないのでしょうか?」 多焦点眼内レンズQ&A[どんな人が手術を受けられるか]③

A.
「受けられない」というわけでは決してありません。
それでも私が基本的に老眼の人のみに多焦点眼内レンズ手術をおすすめしているのは、老眼が始まっていない人なら、近視や乱視の矯正に効果的な方法が他にも存在するからです。
例えば近視や近視性乱視の人なら、特殊な専用コンタクトレンズを使う ''オルソケラトロジー''
という視力矯正治療方法があります。
毎日、就寝時にオルソケラトロジーコンタクトレンズを装用し、寝ている間に角膜の形状を変化させて近視や乱視を改善するものです。

この方法は特に若年層にも効果的で、メリット

・日中は裸眼で生活できる
・手術する必要が無い
・見え方に不安があれば、使用を中止して元の状態に戻せる

反対にデメリットは、

・睡眠時間が短いと矯正力が弱まる
・レンズのケアを怠ると感染症のリスクが高まる
・遠視には効果が無い

などが挙げられます。
老眼は経験がないと理解しにくいものだと思いますが、「見る対象にうまくピントを合わせられない」という状況は非常に煩わしく、疲れるものです。
どんなに多焦点眼内レンズ手術がピント調節機能を補完できるようになったといっても、やはり若いうちは、ご自分の自然な調節力を活かすことから始めてほしいと考えています。

手術療法であれば、そのほかにも有水晶体眼内レンズ(ICL)やレーシックといった方法があります。



さいごに

今回は「近視や乱視でも、老眼にならないと多焦点眼内レンズ手術を受けられないのでしょうか?」という質問について回答しましたが、多焦点眼内レンズ手術も、オルソケラトロジーも、適用か判断するためには眼科での検査・診察が重要です。
ご検討の方は是非一度当院へご相談ください。

次回は「強度近視も治せますか?」という質問にお答えしていこうと思います。

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ぜひご気軽にご相談ください。


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鈴木高佳
鈴木高佳

鈴木眼科グループ院長 兼 主任執刀医。 平成6年日本医科大学卒。日本医科大学第一病院にて麻酔科研修後、横浜市立大学医学部付属病院に所属する。この間、同大学病院、函館の藤岡眼科病院、小田原の佐伯眼科クリニックへの勤務を通して白内障手術はじめ眼科一般の経験を積む。平成14年より東京歯科大学市川総合病院眼科にて角膜疾患の診断・治療に携わり、また同年より東京歯科大学水道橋病院眼科にてLASIKをはじめとする屈折矯正手術と日帰り白内障手術を専門に行う。平成19年国際親善病院眼科部長に就任。網膜硝子体疾患に対し手術および内科的治療(光線力学療法、抗血管内皮増殖抑制因子硝子体注射療法など)を導入し、多数の患者さんの診断と治療を担当。平成22年4月、戸塚駅前鈴木眼科を開院。

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