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Q.「ブルーライトは避けた方がいいですか?」 多焦点眼内レンズQ&A[手術後の生活]⑦

A.こちらは多焦点眼内レンズ手術を受けた人が特にそうである、というよりも、現代人はブルーライトのことは誰しも少しは意識して日常を送った方がいいと思います。

ブルーライトは波長の短い青色の光です。パソコンやスマートフォン、タブレット、携帯ゲーム機など生活周辺のさまざまな機器が発しています。紫外線と波長が似ていて、可視光線(「光」として人間の目に見える電磁波)のなかでも特に高いエネルギーを発し、目の最奥の網膜まで届くことが分かっています。

目に与える影響としては散乱しやすい波長の性質から、目のピントがずれてものがぼやけて見えたり、まぶしさを感じやすくなったりする可能性があります。ブルーライトを浴び続けると瞳孔が「目に入る光を減らそう!」と頑張り続けてしまい、結果的に眼精疲労を引き起こしやすいのです。

昼夜問わず浴び続けると、体内リズムの乱れ不眠の原因になることも気になります。
個人差はありますが、就寝前にスマートフォンを使い過ぎると寝つきが悪くなるともいわれているので、夜はできるだけ控えた方がいいようです。また最近では、ブルーライトが肌の色素沈着を引き起こす原因になることも分かったようです。

目や身体の健康を考えれば、ブルーライトを発する機器は極力避けた方が賢明ですが、現代人の生活でそれはなかなか難しいことではないでしょうか。

・職業によって(ほとんどの勤務時間、コンピューター画面を見ているなど)はブルーライトを除去する眼鏡やシートを活用する(メガネショップや家電量販店で売っています)

・スマホ操作は顔から40cm以上離して行う

・スマホのバックライトを明るくし過ぎない

などの対策を心掛けて、ブルーライトから身を守ることをおすすめします。


さいごに

今回は「ブルーライトは避けた方がいいですか?」という質問について回答しましたが、いかがでしたでしょうか?


次回は[メガネ型ルーペは使ってもいいですか?]という質問に回答していきます。

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鈴木高佳
鈴木高佳

鈴木眼科グループ院長 兼 主任執刀医。 平成6年日本医科大学卒。日本医科大学第一病院にて麻酔科研修後、横浜市立大学医学部付属病院に所属する。この間、同大学病院、函館の藤岡眼科病院、小田原の佐伯眼科クリニックへの勤務を通して白内障手術はじめ眼科一般の経験を積む。平成14年より東京歯科大学市川総合病院眼科にて角膜疾患の診断・治療に携わり、また同年より東京歯科大学水道橋病院眼科にてLASIKをはじめとする屈折矯正手術と日帰り白内障手術を専門に行う。平成19年国際親善病院眼科部長に就任。網膜硝子体疾患に対し手術および内科的治療(光線力学療法、抗血管内皮増殖抑制因子硝子体注射療法など)を導入し、多数の患者さんの診断と治療を担当。平成22年4月、戸塚駅前鈴木眼科を開院。

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