角膜インレー挿入術のデメリットとメリット 手術による老眼の対処法④
こんにちは。
本日はタイトルにある、「角膜インレー挿入術のデメリットとメリット」についてお話していきます。
参考「老眼 疲れる.....老眼の対処方法とメリットデメリットは?<<NO.2>>」
角膜インレーとは?
中心に穴が開いた薄く小さなリング状のフィルムで、ピンホール効果によって老眼を治療する方法です。
どのような手術?
レーザーを照射してポケットを作り、角膜インレーを挿入します。
ピンホール効果とは?
眼の悪い人が、細かい文字などを見る時に、目を細めると文字がはっきり見えるようになるのと同じ原理で、目に入る光の束を細くすることで、焦点深度が深くなる効果によって、ピントが合う距離の範囲が広くなる現象です。
手術適用はどんな人?
基本的に老眼の症状がある方が対象となります。
デメリット・メリットは?
デメリットは眼に入る光の量を制限するため、暗い場所で十分な視力が得られない場合がありますまた、カメラインレーは片眼だけに入れるので、左右の見え方に違いが生じる可能性があります。モノビジョンレーシックやフェイキックIOL同様、調節力は年齢を重ねるごとに衰えていき、白内障と老眼は必ず発症して進んでいくため見え方は衰え、やがては白内障手術が必要となり、その際には先に角膜インレーを取り除き、一定期間を空けて検査の後、白内障手術を行うことになります。
メリットはもし見え方になれなかったり、不具合が出た場合等は、インレーを取り出し、手術前の状態にほぼ戻すことが可能です。
参考までに、この記事に関連する他院Webサイトの記事はこちら
老眼の根本的な治療をする場合は、多焦点眼内レンズによる手術が必要になります。
・多焦点眼内レンズによる近視・乱視・老眼治療
・レーシック(LASIK)後の視力低下に対する近視・老眼治療としての多焦点眼内レンズ
・Q.「過去にレーシック手術を受けていても大丈夫ですか?」 多焦点眼内レンズQ&A[どんな人が手術を受けられるか]⑤
・Q.「スマホ老眼も治せますか?」 多焦点眼内レンズQ&A[どんな人が手術を受けられるか]⑥
・Q.「多焦点眼内レンズ手術は本当に安全なのでしょうか?」 多焦点眼内レンズQ&A[どんな人が手術を受けられるか]⑦
・Q.「全国どこでも老眼・近視・遠視・乱視治療の多焦点眼内レンズ手術をお願いできますか?」 多焦点眼内レンズQ&A[どんな人が手術を受けられるか]⑧
・Q.「多焦点眼内レンズ手術をしても、メガネやコンタクトレンズを使わなければならないケースはありますか?」 多焦点眼内レンズQ&A[どんな人が手術を受けられるか]⑨
さいごに
今回は老眼の対処法「角膜インレー挿入術のデメリットとメリット」というテーマについてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか?
次回は老眼の対処法「多焦点のAdd-onレンズ」についてご説明していきます。
多焦点眼内レンズについての資料はこちら
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